よくある質問と答え

- 血液の酸素運搬能力の向上や筋肉の酸素消費能力の向上による持久力アップ
- VO2MAXの向上
- パワーの増加
- ダイエット
- アンチエイジング
- 肌質の改善
- 怪我からの早期回復
- 冷え性の改善
- 睡眠の質の改善・不眠症の改善
などの効果が期待できます。
残念ながら現在の日本では、まだ運営体制に問題がある施設も少なくありません。必ず、以下を遵守している施設で、安全に、楽しく、高地トレーニングを行ってください。
- 酸素・二酸化炭素濃度計を設置し、室内の空気濃度を計測
- 血中酸素濃度・心拍数を、運動中に、定期的に計測
特殊な機器を使い、通常の空気を窒素と酸素を分離し、より窒素を増やした状態の空気を発生させて、高地状態を作り出しています。
Koachでは通常、標高およそ2500m相当の酸素濃度を設定しています。
高地トレーニングは2200メートルから2800m程度で十分効果があるとされております。
もっと酸素濃度を低く設定したい場合は、特別にその方だけ酸素濃度を変化させることもできます。
ただし、十分高地順応した方に限ります。
以下に当てはまる方はKoach を利用できません。
- タバコを吸われる方
- 前日の睡眠時間が6時間以下の方
- 飲酒から12時間を経過していない方
- 血圧が正常範囲外の方
- 風邪気味や疲労感の強い方
- 頭痛・腹痛・下痢の方
- 肺・心臓疾患の既往歴のある方(医師の同意が必要です)
- 医者から運動を止められている方
- 過去1年以内に喘息の既往のある方
- 近親者に突然死をされた人がいる方
中学生以上から利用できます。(低体重の方は自走式トレッドミルを利用できない場合が有ります。また未成年者は保護者の同意が必要です。)
推奨は、週2回です。
トレーニングから2日後をピークに赤血球数が増加し、疲れにくい体へと変化します。また、トレーニングから4日間程度は、糖や脂肪を消費するミトコンドリアが活性化し続けることもわかってきました。そのため、週2回の頻度をお勧めしております。
最近の研究では、週1回/低強度でも効果が出ることが実験で分かってきています。
最近の研究では、6週間〜から明確な数値を伴った効果が出てきます。
10日休むと効果は無くなりはじめます。
高地状態(低酸素状態)における負荷は、肺動脈の攣縮を引き起こす可能性があります。心不全、肺高血圧の既往がある場合は絶対的な禁忌になると思います。
問題なく、予約を取ることができる稼働状態となっております。
会員の方は「予約可能コマ数は2つまで」「キャンセルは前日まで」というルールの遵守をおねがいいたします
医療ドラマが流行っていますので「サチュレーション」という言葉を聞いた事のある方が多いのではないでしょうか。そのサチュレーションがSPO2です。動脈血中のヘモグロビンが酸素とどのくらい結合しているかをパーセントで表示したものです。
正常値は96%以上、通常、95%未満は呼吸不全の疑いがあり、90%未満は病的な状態、在宅酸素療法の適用となります。通常の運動ではいくら苦しくても95未満になる事はほとんどありません。またトップアスリートが懸命に追い込んでも90を切ることはまずありません。
Koachでは、軽い運動でも、SPO2が85位にまで落ちます。これは通常ではなかなかありえない状態で、これによって様々な効果を期待できます。
パルスオキシメーターという装置を使って測定しています。発光部は赤色光と赤外光を発し、これらの光が指先等を透過したものをセンサーで測定します。血液中のヘモグロビンは酸素との結合の有無により赤色光と赤外光の吸光度が異なるので、センサーで透過光や反射光を測定して分析することによりSpO2を測定することができます
体質やその日の体調によってSpO2は変動します。安全に、その人に合わせた運動負荷をかけるために、プログラム中は、絶えずSpO2をモニタリングしております。
ミトコンドリアとは、細胞の中にある小器官の一つで、細胞全体の10~20%を占めています。細胞によっては、100~3000個のミトコンドリアが含まれており、最も重要な役割がエネルギーを作り出す働きです。食事から摂取した栄養と、呼吸から得られた酸素を使って、ATPを作り出します。
高地状態下では、酸素濃度が薄いため、ミトコンドリアが「生命の危機」だと勘違いし、活動を活発化させます。その結果、ミトコンドリアの餌となる、脂肪を消費するためです。
またそのような状態の時、ミトコンドリアから大量に熱を発生するので、とても汗をかきやすい状態となります。
高地状態(低酸素状態)にいると、末梢の有酸素性代謝能力を高め、酸素をより効率よく吸収できるようになります。また、赤血球をつくる働きをもつエリスロポエチンが増加するために、赤血球の数が増えやすくなります。赤血球の数が増えると、平地では、楽に活動することができます。
赤血球の産生を促進する造血因子の一つ。165個のアミノ酸から構成されている。血液中のエリスロポエチン濃度は、貧血、赤血球増加症などの鑑別診断に用いられています。腎性貧血の治療に主に使用されてるが、ドーピングにも使用され問題となっています。ただし、自然発生的なエリスロポエチンは、ドーピングとは区別されています。