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台風24号が迫る先週末、岐阜県の下呂温泉で行われた「高所トレーニング国際シンポジウム」に出席しました。

初下呂温泉


高地トレーニングや低酸素トレーニングの学会などが存在していないので、このシンポジウムは日本で唯一と言って良い高地トレーニングの最新情報を仕入れることのできる場です。
そして開催地は毎回山奥笑

NTCの高地トレーニング強化拠点


ここ下呂温泉のある飛騨御嶽高原は、ナショナルトレーニングセンターの高地トレーニング強化拠点施設となっており「飛騨御嶽高原高地トレーニングエリア」として、オケジッタ日和田高原ゾーン(標高1200〜1400m)、濁河温泉ゾーン(標高1700〜1800m)、チャオ御岳リゾートゾーン(標高1800〜2200m)の3つのエリアがあります。

高所トレーニング国際シンポジウムは毎回こういった地で開催されるので、自然とアクセスに時間のかかる場所になってしまうのですね。

せっかく下呂温泉に前日入りしたので、温泉巡りなどしたかったのですが、残念ながら台風が迫る悪天候。せめて道端にある足湯にでもと思ったのですが、お酒飲んで気持ちよくなってしまった方がイビキをかいてこの状態

足湯に入りたかったのに

しょうがないので、少しでも飛騨・下呂らしい美味しいものをと

下呂麦酒と飛騨牛サイコロステーキ


飛騨の郷土食「鶏ちゃん」


飛騨牛ラーメン(一応ハーフ)

肝心のシンポジウムですが、台風の影響で日程や内容が大幅に変更され、しかも僕が聞きたいと思っていた2日目は中止になってしまいました。
しかし、オーストリアのPhilo U Saunders先生の話は海外の高地トレーニング事情を生で聞けるのでとても面白かったですね。

今回は、「高所で」行うトレーニングについての内容がほぼ全てで、「Koach」のような低酸素室・高地トレーニングルームで行うトレーニングに関しての内容が少なかった少なかったのは残念でした。
しかし高所で行うトレーニングに関しては、数年前から新しいトピックはなく、研究も頭打ちな印象を受けています。逆に低酸素室・高地トレーニングルームで行うトレーニングに多くの可能性を感じるようにもなっています。
だからこそ「Koach」を作ったのですが。

これからさらに、この素晴らしい施設の可能性を引き出せるよう、いろいろ知恵を絞っていきます!